大人が選ぶ基準にする「丈夫さ」って本当に我が子のランドセルに必要な事?買い替えたくない大人の事情では??

小学校6年間、1つのランドセルで壊れずに使ってほしい

ランドセルを選ぶとき、誰もがそう考えることだと思います。
だから丈夫なランドセルを探し出して選ぶ。

大人は状況によって使うカバンやバッグを持ち変えるのに、小学生は新入生も卒業間近な生徒も最初に買った同じランドセルを使っている。

理想を言えば、まずは小学低学年が使うランドセルを買って、高学年になったら高学年用の新しいランドセルってすれば、6年間の耐久性は必要無く、新入生の身丈に合わないものを買わずに済むのに・・・。

そもそもランドセルは、何年生の姿を基準にすれば良いのでしょう?

ランドセルの重さには訳がある!「軽いが正義」でもない!?

まだまだ小さい身体に、こんなに大きなランドセルを背負わせるのか。
今はそんな戸惑いがあるかもしれませんが、数年も経てばランドセルが小さく思える日がやってきます。

とは言え、やっぱり大きいですよね。。。

負担を考えると軽いランドセルに越したことはありませんが、ちょっと待った。

色んなメーカーがランドセルを生産していますが、わざと重くさせて負担をさせようなんて思っているメーカーは一社もありません。
重量が増してしまうどうしてもワケがあるのです。

丈夫にすればするほど重くなる。
重くなるほど値段高くなる。
そういっても過言ではありません。

丈夫さ:コードバン > 牛革 > 人工皮革
価 格:コードバン > 牛革 > 人工皮革
重 さ:コードバン > 牛革 > 人工皮革

ですが、これもメーカーの努力の賜物。
軽いからすぐに壊れるというものではありませんのでご安心ください。
丈夫さを求めながら、いかに軽くさせるのか。

それが日本のモノづくり最大の見せ所とも言えるのではないでしょうか。

・天然皮革製なのか、人工皮革製なのか。
・丈夫なパーツを使っているのか、どうか。
・全かぶせタイプか、半かぶせタイプか。

単純にはこの項目で重さが決まってきますので、まず先にこの項目だけでも選択肢を決めてから探してみてはいかがでしょう。

数多くのランドセルを見ていくと、きっとアッチもコッチも気に入るものが見つかると思いますので、重要項目を決めておけばブレを抑えて選んでいけると思います。

ランドセルは6年間使う物と言われていますが、大人の6年間と子供の特に小学校の6年間の過ぎ方には大きな違いがあります。

ランドセルを購入前の今、我が子が小学校を卒業する頃の姿を思い描けますか?
親御さんの6年後は、、、ある程度想像つきますよね(笑)

ランドセル購入は一発勝負に近いものがありますが、6年間の使い方過ごし方によってランドセルの様子は変わってきます。
トラブルがあっても、保証や修理をしてくれるメーカーや販売店は増えていますので、どうぞ安心してお選びください。

出来るならばすべて一度は背負ってほしい!背負った時のフィット感が大事

各メーカーとも、このフィット感や、通学でいかに疲れにくくするかなどに着目し、商品開発が行われています。

ランドセル全体の軽量化や、背中に接する部分のクッションの配置、ベルトの幅や長さ、カバンとの接続位置などの研究が進み、年々向上してきました。

お店によっては実施されているところもありますが、試着する際、店員さんに確認した上で、実際にランドセルの中に荷物を詰めてからお子様に背負わせてみて下さい。

背中への接地具合や、ベルトの食い込み具合など、空っぽのランドセルを試着しただけでは分からないことがたくさんあります。

同じメーカーでも種類が豊富にあったり、お子様の身体の特徴も様々なので、ご自分のお子様の特徴を把握し、それに合うランドセルを選んであげてください。

現役の先輩たちが使っているランドセルをチェックしてみよう

近所に小学校に通っているお兄さんお姉さんや、親戚のお兄さんお姉さんがいるならば、ぜひ背負わせてもらってみてください。
そして使用感を見てみてください。
壊れていようが傷ついていようが、それがリアルです。

販売店のピカピカでキズひとつ無く、形が崩れていないランドセルを見るよりも、何年か使われているランドセルの方が本来の姿になります。
想像の世界では思いもしないことが、実際の小学校生活では起きているかもしれません。

使い勝手も聞いてみましょう。
ここが当たって痛いとか、こういう使い方をしているとか、本当のユーザー目線で意見を聞くと、選ぶ時のポイントが分かってきます。

そして親御さんから見たランドセル事情も把握しましょう。
「もっとこうすれば良かった」や「こんな機能があるけど使っていない」など購入者が感じたメリットデメリットを伺えれば、かなり参考になると思います。

クタクタでボロボロのランドセルを見たことがありますか?

間もなくランドセルを購入しようと思っている方ならば、ご近所の小学生の姿が気になって見ていたりしていませんか?
その子供たちが背負っているランドセルって、傍から見る限りではキレイな感じで何も違和感を感じなかったのではないでしょうか。

コードバンでそもそも丈夫だったのか、使い方が丁寧だったのか。
クラリーノなどの人工皮革を使ったランドセルは、丈夫さランクが低いと言われていますが、だからと言ってボロボロになったランドセルを背負っている子供をほとんど見かけたことが無いのではないかと思います。

学期末の終業式からの帰り道。
ランドセルの中には教科書、ノート、文房具、配られた夏休みの宿題、プリントを入れ、かぶせとの間に体操着を挟み込み、給食袋や上履き袋をぶら下げ、壊れてしまうのではないかと思うくらいパンパンになったランドセルを一度は見たことがあると思います。
そして自分も小学生時代にやっていたと思い当たった方も多いのではないでしょうか。

ランドセルの下部にある「錠前」にカブセ側の金具を無理やり引っ掛けて、何とか手ぶらを実現したことを思い出しました。
家に帰ってから母親に「壊れるから二度とやるんじゃない」と怒られたもんです。
けれど、怒られたことをスッカリ忘れて2学期の終業式帰りも同じように何もかもランドセルに詰め込んで金具がやっと止まり、手ぶらで帰っていました(笑)

もう何十年も前の事ですが、そんな使い方をしていても壊れず6年間を過ごすことが出来ていた記憶が残っています。
あの頃からもある程度は頑丈に出来ていたのですね。

完全に余談ですが

小学1年生は1学期の終業式帰りに、自宅で育てるようにと朝顔の鉢植えを持って帰りませんでしたか?
この画のように。
そして2年生からは植物を持ち帰る事は恐らく無かったような。
どうして一番体格が小さい1年生が、どの学年よりも重いものを持ち帰らせられたのでしょうか。
暑くて重くて帰り道で泣きかけたことを思い出してしまいました。

壊れてもいざとなったら無償で直せる場合も

ランドセル工業会が定める「ランドセル認定証」が付いていれば、6年間の修理保証となり、たとえメーカーが何らかの事情で廃業した場合でも代わりにランドセル工業会が責任をもって修理してくれるという。
またセイバンでは、不注意による故障でも、保証書を紛失しても、6年間無料修理保証を⾏ってくれるサービスを展開している。
※無料・有料修理の正式な判断は、弊社修理工場でランドセルをお預かりさせていただいてからとなります。
基本的にはほとんどのメーカーで修理を請け負っており、6年間無料になったり一部有償になったりしているので、これを判断基準にするのも良いかもしれません。

2025年度ランドセルトピックス

手づくりランドセルの【羽倉】


「かばんの街の職人が<本当に良い>と信じるランドセルをつくりたい」
「未来を担う子どもたちに本物の品質に触れてほしい」

そんな想いで生み出したのが、羽倉の手づくりランドセルです。
職人の手でぬくもりを伝え、お子さまが手にした瞬間から馴染んでいく。
そんな<本物のかばん>を届けるため、斬新な手法をランドセルに導入しました。

革の美しさを追求する鋲止めのないフラップ

一般のランドセルの顔ともいえるフラップ(かぶせ)には、通常2つの鋲がついていますが、羽倉では、革のもつ美しさを求めるため、職人が長年培ってきた技術を活かし、鋲を使用せずにランドセルの強度を保つ新たな製造方法を開発しました。

羽倉の最大の特長である鋲なしフラップが、シンプルで上品なフォルムを可能にしています。
(意匠登録:1612572号)

お子さま満足度98.5%【フジタのランドセル】

大切なお子さまが楽しく学校へ通う笑顔と、見守るご家族の笑顔。

6年間使い続ける道具として、たくさんの笑顔が咲きますように。

1957年(昭和32年)カバンの専門店として会社を設立以降、ずっと大切にしてきた想いです。

肩・背中・腰の3箇所で重さを分散させ、体にフィットするフジタ独自の構造メソッド

ランドセルをつくりつづけて68年。
長年のランドセルづくりの経験から導き出された軽い背負い心地、体に負担の少ないランドセル。

あえて立ち上がり背カンを採用しない
立ち上がり背カンは、肩ベルトのフィット感をサポートするパーツですが、肩だけの負担が大きくなってしまう可能性があります。
体型の個人差や子どもの成長を考えた時、フジタは立ち上がり背カンを採用せず、いつも子どものからだ(肩・背中・腰)にフィットするベルトを採用しました。

工房系最大級の収納力【戸塚鞄のランドセル】

戸塚鞄は背中の外枠にフチのないキューブ型のランドセル。
グランドキューブは背負ったときのコンパクトな外観に反して、見た目以上にたっぷり入る、頼れる大容量。

A4フラットファイルも楽々収納

大マチ内寸は12.5cmあり、教科書やノートのほか、水筒や体操着などの学用品までたっぷり入ります。横幅内寸は23.5cmあり、A4フラットファイルやタブレット端末を楽々収納。

ポケットにもたくさん入る

ファスナーポケットは、広く開いて奥まで手の届くラウンド型。
こちらも厚み約3cmの大容量。内部にはDカン金具にキーチェーンが付属されています。
キーチェーンには家の鍵やパスケースやお守りなど、なくしたくない大切なものを。

リラックス状態へサポートが評価されグッドデザイン賞を受賞【盛田のランドセル」】

家族の思いやりから生まれたランドセルがグッドデザイン賞を受賞!

ランドセルを含め平均約6kgを背負っているといわれる小学生。その重さが原因で腰痛や心身疲労、ストレスが問題になりつつあります。
この子どもたちの負担を少しでも軽減するため、カラダをリラックス状態へとサポートする「ファイテン社」の独自技術「アクアチタン」を含浸させた部材の採用をはじめ、素材や機能を原点から見直し、新開発したランドセル「Phiten RELAX」です。
この取り組みが評価され「2021年度グッドデザイン賞」を受賞しました。

リラックス状態へとサポートするランドセルとして初めての商品

盛田の「ファイテンリラックス」シリーズは、ランドセルとして初めてファイテン社のアクアチタンが採用された商品です。
背あてと肩ベルトに、柔らかな質感と吸放湿性に優れた高品質な牛革にアクアチタンを含浸したものを採用。
汗ムレを防ぐ牛革ならではの特性と、ファイテン社独自のアクアチタンという技術の採用により、子どもたちのリラックスをサポートします。

いつでも最新モデルなのに安くて高品質【澤田屋のランドセル】

なぜ、澤田屋ランドセルは安くて高品質なのか?
当店は安い価格帯でのラインナップを豊富に取り揃えておりますが、『安くて品質も悪いんでしょ?』と初めてご来店頂いたお客様はそう思われるかもしれません。
しかし私たちは価格も品質もすべての面で喜んで頂き、満足して頂くランドセルをお届けする事を使命としています。

軽くて丈夫!品質を維持しながら価格を下げる工夫

澤田屋ランドセルを立ち上げる際に、心から受け入れられる安い価格帯にしたい、でも品質も保ちたい!という想いがありました。

どちらもお客様に満足して頂く為には人工皮革が一番適していました。
人工皮革は、軽い・丈夫・防水性に優れている・傷に強い・手入れがしやすい・通気性がいい・本皮と比べると安価に仕入れができる、というメリットがあります。
以上の点を踏まえ当店のランドセルは人工皮革を採用しています。

こだわって妥協もしない!製造も安く抑える

当店のランドセルは海外の工場で製造しています。

海外の工場で製造と聞くとどうしても作りや耐久性が心配になるかと思いますが、弊社のランドセル職人がほとんどの作業を手で行い、何度も耐久性テストを重ね、製造後・工場出荷時・国内倉庫到着時と三度の検品を実施し、他店様のランドセルと遜色ない作り、耐久性であると自負しております。

創業90年、徹底的にこだわった本物のランドセル【MOGIランドセル】

モギオリジナルランドセルは、1929(昭和4)年創業以来、守るべき「伝統」と、変えていくべき「先進性」その融合を追求しています。
「伝統」とは、熟練の職人技です。
ランドセルの製造工程には、職人の経験に基づく高度な技術が欠かせません。長きに渡って培われてきたその技術を、モギは継承し守っていきたいと考えております。
「先進性」とは、新しい素材や機能、他にはない斬新なデザインです。

後ろ姿に、感性を。いつまでも色褪せることのない【アーティファクトのランドセル】

軽く感じる?実際に軽い?どちらも本当です
アーティファクトの特徴の一つは、背負いやすさ。
荷物をたくさん入れても軽く感じて、成長しても背負いやすさが変わらない。
パーツの一つひとつに、そのための工夫がつまっています。

軽く感じて、姿勢もケアするランドセル

背負い心地の核となる背カン。肩ベルトを25°立ち上げることによって、ランドセルとお子様の背中の接触面積が10%アップ。
その結果、肩への負担が約50%に軽減(当社比)されます。背中にぴったりフィットするから、軽く感じて、姿勢もケアできます。

大きくなっても背負いやすさが変わらない「左右別々に動く肩ベルト」

背カンが左右別々に動くので、ランドセルを背負うときも下ろすときもスムーズ。
また、背負っているときは、ランドセルが体の動きにフィットし、体が大きくなっても背負いやすさがかわりません。

NASAのために開発された科学技術をランドセルに転用したランドセル【CHIKYU】

大正11年から鞄作りに真摯に取り組んできた老舗メーカーが最新の技術と素材を取り入れ、環境に優しく先進的かつロングライフなランドセルをお届けいたします。※地球NASAランドセル®はCHIKYU株式会社の登録商標です。

セイバンのランドセル【天使のはね】

ふんわり密着する分厚い「背あて」と、からだにぴったり沿う「3D肩ベルト」がからだを優しくサポート。
「天使のはね」が肩ベルトをしっかり立ち上げて密着させるので、軽く背負うことができます。

密着度を高め重心を上げる「天使のはね」

肩ベルトの付け根部分に、はねの形の樹脂パーツ「天使のはね」を内蔵。
肩ベルトが根元から立ち上がり、肩と背中への密着度を高めます。
高い位置で重心が安定し、体感重量を軽減します。

6年間使用するランドセルとして最適な生地を使い、マジかるベルトでおなじみ【ララちゃんランドセル】

ララちゃんにしかないく背負い心地を実現すべく全シリーズにマジかるチェンジ背カンを搭載!
丈夫さや安全性、収納力や使い勝手にもこだわり機能と品質を追求しました。

ララちゃんだけの新機能!低学年から高学年まで ずっと負担軽減

お子様の成長に合わせてベルトを交換できるマジかるチェンジ背カンを全商品に搭載。

ベルトが左右別々に動くことで重心を安定させ、立ち上がり式ベルトにより背中とランドセルの隙間を減らし、理想的なポジションで背負うことができます。

普段気にならない重さでも痛みを感じると途端に重さを感じ、苦痛になります。

体格や服装に応じてベルトチェンジを行えば通学が一段と楽になります。
※マジかるベルトはオプション又は別売になります。

タイトルとURLをコピーしました